北京首都国際空港第3ターミナル / 第2ターミナル / 空港リムジンバス
(2)中国地図・北京交通案内
Google Map(中国版) / 百度地図 / 北京市バス乗換案内
(3)格安航空券ホテルおすすめサイト
格安航空券のおすすめサイト / 海外ホテル予約おすすめサイト
1700年以上前には周辺は高梁河の源流であったとされる。金の中都の時代に水量が減り漕運に支障が生じ、北西方向にある昆明湖まで河道を設け水を引いた。元代に水利を行った郭守敬は河道を伸ばし水を積水潭まで引き込んだ。紫竹院の名は寺院の名に由来する。明の永楽5年(1577年)に、隣接する北側に万寿寺が建立されると寺院の一部となり、下院として紫竹院が設けられた。清代には行宮となり皇帝が水路で京城の北西に位置する離宮群「三山五園」へ赴く際の休息場とされた。慈禧太后が水路によって頤和園にしばしば赴いたことは知られるが、紫竹院は路程の中間地点に当たるここで休息をとった。光緒20年(1895年)には、慈禧太后休息のために万寿寺の改修も行われた。現在も北京動物園から紫竹院を通過し頤和園へ向かう水上船で往時を偲ぶことができる。
万寿寺一帯は、中華民国期以降荒廃したが、1952年から大規模な修復が行われ公園として整備された。紫竹院公園は約4,700万平米で、約3分の1が水面。3つの湖と2つの島があり、竹院の名にふさわしく青竹・紫竹・斑竹・石竹・寿星竹等計54品種、50万株の竹が茂る。湖中の中山島の望角亭には紫竹院の美しさを詠った郭沫若の詩がある。
夜9時まで入園が可能で日没後にライトアップされた園内も趣がある。夏場は園内にビアガーデンも設けられ、夕暮れ後、水辺に涼しさを求めてやってくる市民で賑わう。
<エクスプロア北京より抜粋>