先週末、BEV-NETの主催する「小湯山有機農場の見学ツアー」に参加してきました。
北京のスーパーマーケットの有機野菜コーナーに並んでいる「小湯山有機野菜」が、実際にどのような場所でどのようにして栽培されているか、とても興味があったので、今回のツアーは大変楽しみでした。
参考「BEV-NET北京環境ボランティアネットワーク」
http://www.geocities.jp/bevnetbj/参加したのは、北京在住の日本人駐在員、その家族、大学生、現地採用の社会人、中国人の大学生、スイス人の中国留学生、などなど合計40人ほどが集まりました。
バスで北京郊外へ走ること小一時間。小湯山現代農業科技示範園に着きました。農園は、展示観光用にもなっており、別の中国人の団体も観覧していました。
小湯山農園の全景。総面積は100万km2を越えるらしいです。めちゃめちゃ広いぞ!
展示用の研究開発用温室。色々な野菜が実験的に有機栽培されています。右の写真は、トマトの水栽培の様子。
太陽光発電の電灯もちらほら見かけました。「環境にやさしい」アピール満載。ここにこんなたくさんの電灯は要らないのでは・・!?
展示即売会場。トマト、キュウリ、カボチャ、などなど。ここで採れた緑色野菜を買うことができます。ちなみにここの野菜を段ボールに詰め合わせて、配達もしてくれるそうです。たしか1パック100元からだったと思います。
午後は、農園の西部へ移動し、ナツメ園とサクランボ園の見学。棗(ナツメ)がちょうど収穫時期を迎えており、みんなで一心不乱に収穫しました。私はあまりナツメが好きではなかったので、その場で2,3個いただきました。かご一杯に摘んで買って帰る方もたくさんおられました。
副総経理の王さんから、さくらんぼの有機栽培の方法、問題点などを説明していただきました。彼曰く、
・完全有機栽培できる野菜とそうでない野菜がある。
・中国では有機栽培の重要性がまだまだ認知されていない。
・中国産の有機野菜は、まだまだ価格が安いのでお買い得。
完全有機栽培というのは、手間暇かかるのは知っていたので、王さんの言葉には重みがあり、妙に納得してしまいました。
ちなみに公共交通汽車でもここまで来れるようです。643、984、985、803、949路で馬坊下車。詳しくは、下記サイトを参考にしてください。
北京バス乗換案内
http://www.beijingtimes.org/article/3647477.html---
小湯山現代農業科技示範園
URL:
http://www.nyy.bjchp.gov.cn/index.htm
posted by kero at 00:00
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