なかなか前門付近まで足を延ばすことがなかった私。
その存在を知りながら、今まで行けませんでした。
伯父、伯母と留学中の従妹が誘ってくれ、ようやく念願かない「老舎茶館」に行くことができました。
古き良き北京の雰囲気を満喫でき、満足です。
入り口。
前にはツアーバスがたくさん停まっていました。私たちは地下鉄で行ったのですが、前門駅から簡単にはこのお店にたどり着けません。柵があって道が渡れないのです。向こう側に渡るのにどうやっていったらよいかわからない。そんな場所です。
タクシーで横付けされることをおすすめします。徒歩では疲労困憊します。
一歩入ってもまただだーんとした看板。北京らしい看板ですね!
赤い提灯を横目に三階へと導かれます。
入り口付近にもお琴などの演奏とお茶碗をたたいて鉄琴ならぬ茶碗琴?
入ると既に演奏が始まっていました。中国の伝統楽器の音、好きです。
他ではなかなか見ることができない、カンフー茶芸。長いくちばしのようなやかんでお湯をこぼさず入れる芸。
ここで、カメラ撮影禁止と注意されました。あ、だめだったんだ・・・。ごめんなさい(ちゃっかり撮っちゃった!)
舞台では
茶芸
京劇
舞踊
京劇歌唱
変顔
カンフー
雑伎
など、いっぺんに盛りだくさん楽しめます。
それにお茶とお茶うけ菓子、白キクラゲの暖かい汁物デザートが出てきました。お茶は季節によって違うらしく、秋はウーロン茶だそうです。
(春はジャスミン茶、夏は緑茶、秋は烏龍茶、冬は紅茶)
一番安い席で180元。舞台に近い方から順に値段が違うそうです。
一番うしろの方でしたが、よく見えました。充分充分。
これはおまけの影絵です。平日お昼には影絵もあるそうです。夜にはありません。
出てくるとライトアップされた前門が。
そこからまた地下鉄に乗るまで一苦労でした。タクシーもつかまりませんし、個人で来られるお客さんは車をどこかに待たせているのでしょうか。
楽しかった。
posted by kero at 00:00
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北京で食べる[喫茶]
僕も仕事を辞めて今北京留学中です。
チケット代が随分高くなったようですね。演目がちょっと違うのかもしれませんがオリンピック前は最前列が180元でした。先日茶館の前を通ったら入り口がかわっていたので以前より豪華になったのかもしれません。