
今日は久々に中国語のお勉強です。
日本語を勉強している中国人から、「日本語は、外来語(カタカナ)が多くて大変だ」とよく言われます。確かにカステーラ、テンプーラの時代からワンセグの現代まで、単語の歴史は、外来語の歴史。単語の半分以上は外来語かも知れません。
参考:日本語能力検定2級外来語整理
http://www.dianping.com/group/comic/topic/174310日本語を勉強している皆さん、苦労が伺えます。
アイロンなんて完全に聞き間違いなのに、なんだかかわいそう・・・。
中国国際航空の機内誌でおもしろい記事を見つけたので紹介します。
中国語の外来語には、大きく分けて2種類が存在する。1つは単語の意味を解釈し、相当する漢字を当てはめたもの。もう1つは、外国語の音だけを取って漢字を当てはめたもの。
1つ目の単語の意味を解釈したものには、「電脳(パソコン)」、「超市(スーパーマーケット )」、「打印機(プリンタ)」などがあります。
また、外国語の音を取ったもとして、「珈琲(コーヒー)」、「倶楽部(クラブ)」などがあります。これらは日本人にもなじみがあると思います。
そのほか、日本人になじみのない外来語としては、例えば、

など。
ちなみに「改革」、「文化」、「社会」、「科学」、「経済」、「保険」、階級」、「文学」、「物理」も外来語です。正確には外来語ではないんですが、日本から戦前、戦中に伝わった日本語らしいです。もうちょっと正確に言うと、これらの単語の多くは、中国の古代中国語。日本に漢字が伝わった時代から日本でずっと使われ続けてきた漢字を逆輸入した単語です。ちなみに「場合」、「立場」、「取消」、「手続」、「取締」、「話題」などは完全に日本製の漢字を輸入したと言われています。
ここからが問題。次の外来語の語源を日本語にすると??

答えはこちら!全部わかった人は、中国通!
答え
(1)クーデター
(2)アナーキー
(3)ブルジョア
(4)インターナショナル
わかりました??
ちなみにこんな記事もありました。
中国語の中の日本語 陳 生保
上海外国語大学教授
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/text/fn091.html
posted by kero at 00:00
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北京で学ぶ
日本語と中国語との比較にさらに韓国語の語彙を入れて比較するともっと面白いかもしれません
日本人が韓国人と中国語でコミュニケーションを取るときに、中国人や他国の人が理解できない日韓共通認識の特殊な中国語で会話することが出来るのはとても興味深いと思います
もちろん日本人が理解できない中国語を、韓国人と中国人同士でも話していますけど